ぼんぼんへいぼんぼん

もう誰のオタクにもなりません

舞台 咎人の刻印で泣いた。

舞台 咎人の刻印、泣けるなんて聞いてない。最近舞台で泣きすぎじゃない?てかわたし、めがねで舞台観ることが多いんだけどこのマスク社会でめがねしてて涙出た時ってどうするのが正解なの?いつも迷って垂れ流しなんだけど、みんなはどうしてるんだろうって気になった。どうでもいい話でした。

この作品に出るって聞いて、サイトで月1更新の漫画読んだ(毎回見返すわけじゃないから今思えば全然覚えてなかった)レベルで紀伊國屋ホールに向かった。

まず、1番初めにでてきた神無さん脚長すぎだし顔ちっさすぎてウケた。松田じゃ〜〜んてなった(?)
そんなこと思ってる間に殺陣。ひたすらに殺陣。狭い舞台上でわちゃわちゃした人数がすごい動いてて、松田さんの手脚の長さと軽々さが堪能できてとても良かった。

美慎さんはリヴァイ兵長かと思ったし、トッキュウジャーってこんな低い声なの?ってびっくりした。おもしろい舞台だよ。

「愛ってどこにあるんだろう?」がテーマで、好きとか愛してるとか言うけどそれってどこにあるの?と思う神無が女を殺して腹を抉るんだけどさ、なんで腹なの?ってわたしは思ってたのね。原作では、ここにあなたとの愛の結晶が宿っているって女に言われてじゃあ見せてよって腹を割くんだけど、この話って舞台のストーリーにあった?あった記憶がないんだけど、ここ削っていいところなの?と思った。(これであったらどうしよう。)

そしてわたしがめちゃくちゃ泣いたケイのシーン。良い人すぎるケイは騙されて辛い思いをするんだけど、相手は悪くない、自分が信じたからこれでいい、って言うの。わたしもこの考えかっこいいなと思ってたんだけどさ、こう思っちゃうと全部自分のせいって思ってしまって結果辛くなるなとも思ったんだよね。どっちが正解とかないから難しいんだけど。あとこの2人が友情関係にあるっていうのが、共演経験のある2人だったからさらに良かったのかなとも思った。まあ分かんないけど。
咎人になってしまって、辛そうなケイを終わりにする友情関係にボロボロ泣いた。やっぱり生きてる方が辛いことだってあるんだよなーって思ったんだよね。そういう話じゃないのかもしれないけど。
あと、ないものばかりに目を向けがちでわたしにはこれがないこれはできないあれもできないって思いがちだけど、視点を変えればあれはあるあれはできるってなるのかなと思ったのもケイのシーンだったような気がするんだよねー。たぶん。ないものじゃなくて、あるものに目を向けて、そこに感謝できる人間でありたいなと綺麗事みたいなことを思った。まあないものを追い求めるのが人間なのかな。分からん。

神無は人気インフルエンサーなのかもしれないけど、孤独を感じてて愛を求めててってめちゃめちゃつらくなっちゃったし。どんだけオタクいても、所詮オタクなんだよなー、とか考えちゃったんだけど考えすぎ?わたしも愛がなんなのか知りたいよ。

神無と御影にとって吸血はそういうことなのね(察し)って感じだったんだけど、これはみんなも思ってることなんだろうか。最後の吸血シーン、突然音源になって嘘でしょ!?!?ってなったんだけどほんとに音源だった?音源で衝撃を受けたという記憶しかないのでそれが定かなのか分からない。


観劇して数日経ってさ、もう全然記憶がないんだよね。ほんとわたしの記憶力何?

なんか下手な感想すぎるんだけどほんとによかったのでぜひ見てほしいいろんな人に。

次は1公演見た上で、漫画1巻も読んだ上での観劇なので、何を感じるのか楽しみです。こうやって舞台を観劇できることもだけど、これきっかけで知らなかった作品に出会えるのが楽しいなと思う。やっぱりエンタメがないと生きていけないよ〜
公演後にちゃっかり漫画1巻買って、ちゃっかり神無ブロマイド引きました!ぴ〜す